「お金を楽しく使う」的節約の考え方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは! FPオフィスてれすこの新宅です。
今回は、家計管理(やりくり)で避けて通れない「節約」について書いてみようと思います。

このブログは「お金を楽しく使う」をテーマにしていますが、お金を楽しく使うことと節約は同時に達成するのが無理なんじゃないかと感じる方もいらっしゃると思います。節約って何だろうと思い意味をググってみると、

節約とは、無駄遣いを極力なくするように努めること。

と書いてありました。無駄遣いとは以前の記事にも書いた通り、無計画にダラダラ漫然とお金を使うことだと思います。恐らく使う瞬間は楽しいかもしれませんが、確実に行き詰るお金の使い方です。これはお金を楽しく使うことに反した使い方と言えます。
ということは、無駄遣いをなくす「節約」と「お金を楽しく使う」はなんとなく目指す方向は一緒のような気がします。

この記事では「お金を楽しく使う」視点で、節約の基本的な考え方や、何のために節約をするのかについて考えてみようと思います。

節約の基本的な考え方

お金を楽しく使うとは、お金を使うことで満足を得ることだと書きました。一方で節約は無駄遣いをなくす、つまりお金を使わないようにすることで目的・目標(お金を貯める・収支を改善する)を達成することです。

この二つを両立するためには、節約して使うお金を削っても満足が減らない(ストレスを感じない)ことが絶対必要です。節約といっても使う額を削るだけでお金を使うことには変わりありません。結局我慢しながら節約しても楽しくないし、お金を使うことも楽しくなくなるはずです。

これを踏まえて、節約しながらお金を楽しく使うための基本的な考え方を一言で表すと、

節約とは、満足のグレードを落とさずに安く済ますこと!

こんな感じでしょうか? お金を使うのは楽しい、という感覚はキープしながら削れるところを削れば、次第にお金にも余裕ができて更に安心して楽しくお金が使えるようになるという考え方です。

とまぁかなりバラ色っぽく書いてはみましたが、私の経験上なかなかうまくいきません。

考えてみると「お金を楽しく使う」とは結構精神的・感覚的な考え方で「節約」は即物的(物質的なことや金銭的なことを優先すること)な考え方です。この二つをスリ合わせて両立させるって、なかなか大変なことだと思います。

試行錯誤の結果、節約を計画・実行する際に、節約の目的やゴールイメージを明確にさせて目先のお金から視点をそらすことで、うまくいくようになってきました。

ということで、節約の基本的な考え方その2として、

節約をする目的・節約した結果のゴールイメージを明確にすることが最重要

を追加します。

節約がテクニックに終始したら、目先のお金に目がいってだんだんつまんなくなります。それより何のために節約するのか、節約してどうなりたいのかを明確にした方がうまくいくと思います。

ということで、次は節約の目的について掘り下げようと思います。

節約の目的

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

さきほど、節約を計画・実行するにあたり、何のために節約するのか、節約してどうなりたいのかを明確にすることが最重要と書きました。節約に慣れるまでには結構パワーを使います。自分の中にブレない目的やゴールイメージを持つことで、モチベーションを維持させることが必要です。

くれぐれも「目的」です!「目標」ではないので注意してください。

  • 節約して〇〇〇万円貯める!
  • 節約頑張って△△△万円貯めて家を買いました!

こういうの結構目にしませんか? 目標を設定することは良いことだとは思いますが、こと節約に関して私はオススメしません。節約に対する目標(特に金額)を設定してしまうと、目標がノルマになって行動を縛る恐れがあるからです(金額設定したらお金に縛られる危険もあります)。
うまく言えませんが、目先のお金のために節約するのではなく、生活の中で節約とどううまく付き合うかを考えた方が良いと思います。

私も節約を日常的にしていますが、私にとっての節約は、このブログのテーマにしている「お金を楽しく使う」ためと捉えています。節約してお金を浮かして、そのお金で他の楽しいことをしたいという考えです。

ただ、これだけではザックリし過ぎで皆さんにうまく伝わらないと思います。わかりやすいかどうか微妙ですが、次の二つが私の節約の目的です。

  • 貯蓄体質になるための節約
  • もっと楽しくお金を使うための節約

・・・何のことやら、ですね? では、それぞれ掘り下げることにしましょう。

貯蓄体質になるための節約

節約は「お金を貯めるため」にするものではなく「お金が貯まる家計にするため」に行うべきだと考えています。一言でいうと、毎月の収支を黒字にするために行うものです。

私の実体験で恐縮ですが、若い時(社会人3年目くらい)にお金を貯めたいのでせっせと節約していました。でも、なかなか続かず四苦八苦した記憶があります。お金を貯めようと思って支出を削るって結構辛いものだと思い知らされました。
そこで何とか楽に節約できないか、あれこれ考えるうちにふと思いつきました。

節約なんてしなくても支出を収入以下に収めれば毎月自動でお金貯まるじゃん

我ながらウマイこと考えたなとニヤニヤしたものですが、よく考えるとちょっと間違っています。正確には、

節約して、支出を収入以下に収める状態を継続できれば毎月必ず手元にお金が残る

です。効果は全く同じですが「貯める」のではなく「手元に残す」のがポイントです。手元に残す感覚でいると、お金の自由度が高まり(という風に思うだけですが)何故か安心感が高まる気がします。毎月の収支で手元にいくらかでも残れば、手を付けない限り自動的に増えていきます。しばらくして手元に残ったお金が増えていたら「お金が貯まっていた」ことになります。

お金を貯めようと頑張るより、気が付いたら貯まっていた方が楽に決まっています。そんな夢のような家計の状況を、私は「貯蓄体質」と名付けています。

回りくどくいろいろ書きましたが、簡単に式で表すと、

  収入>支出 毎月この状態にする
収入-支出=手元に残るお金

になります。なかなか貯蓄体質の実現が家計状況から難しいご家庭であれば、まず収支トントン(収入-支出=0)を目指しても良いと思います。

この考え方は「毎月の収支を黒字にする」ことがポイントで、ボーナスは一切考慮していません。
収支トントンにさえしておけば、ボーナスから赤字を補てんすることもなくなり、ボーナスの使い勝手が良くなります。貯蓄体質になっているご家庭では、ボーナスの使い方次第で結構な金額を1年間で貯めることが可能となります。

毎月の収支を黒字化できたら、節約した実感なく普段通り使っても最終的に手元にお金が残るので、お金を使うことに驚くほど安心感が生まれます。
わずかでも毎月預金残高が増えていけばテンション上がりますし、お金を使うことが益々楽しくなってきます。

でも、貯蓄体質はまだレベルアップが可能です。最強レベルの家計を式で表すと、

(収入-貯蓄)>支出

となります。これが実現できると、ボーナスとの合わせ技で相当金額を短期間で貯めることができます。このレベルになると、お金のトラブルに巻き込まれたり、よっぽど変な使い方をしない限りお金で悩むことがなくなります。
貯まったお金を安心して自己投資や資産運用に充てることができ、さらにお金を増やすチャンスがひろがります。また、お金を楽しいことに安心して使うこともできるようになって生活がどんどん充実していきます。

残念ながら、赤字体質のご家庭がいきなり最強の貯蓄体質になることは、ほぼ不可能です。まずは毎月の収支をトントンにすることから始めて、次第に貯蓄体質にしていけばよいと思います。

貯蓄体質にするという目的は、一見ザックリ過ぎて具体性が無いように思われるかもしれませんが、一生継続できる目標にもなりますし、貯蓄体質が実現して継続できれば以降節約なんてしなくてもいいくらい普遍的な家計の管理手法だと考えています。

具体的な金額は、お金が貯まるようになってから状況によって決めても全然問題ないはずです。無理な目標金額でなければ、きっと無理なく楽しくお金が貯められるはずです。

お金を貯めようと考えていらっしゃる方「お金を貯めようとする」前に「お金が貯まる家計をめざすこと」を考えるべきだと強く思います。

もっと楽しくお金を使うための節約

以前の記事(お金を楽しく使うとは)で、お金を使う計画を立てて資金の手当をしたら、できるだけ安く済ます方法を考えて実行してみる、と書きました。これも私は節約だと考えています。

計画段階で安く済まそうと考えないこと、資金の手当てが終わって使う直前になってはじめて安く済まそうと考えることがポイントです。
つまりお金を基準に計画するのではなく、何にどうやってお金を使うのかを計画することが重要です。お金が基準になってはつまらないので。

使い道を決めてその資金も用意した上で計画より安く済ますことができれば、使った後に必ずお金が残ります。

例えば、冷蔵庫が古くなりガタがきたので買い替えたいと考えた場合・・・

家族状況や置けるスペース、欲しい機能とかいろいろ考えて購入機種をいくつか選択します。多分電気屋さんに見に行ったりネットで調べたりして検討すると思います。
なお、ここで1機種に限定してはいけません。初めから狙い撃ちしたら、後の行動が縛られます。買うまでに考えが変わる可能性もあります。機種決定は一番最後の買う直前です。欲しい機種がいくつか決まったら、ざっくり調べた価格を基準にして(仮に税込20万円とします)購入資金を調達します。資金に余裕があれば即購入可能でしょうが、冷蔵庫くらいになるとかなり値が張るのでボーナス払いにしたり貯蓄から資金を手当てすることが多いのではないでしょうか?購入資金の20万円が用意出来たら後は購入するだけですが、ここで更に安く済ます方法はないか考えます→今これについて書いています。

例えば、

  • 一番安く買えそうな店はどこか(値切れそうな店はないか)?
  • 貯めたポイントが使える店はどこか?どこで買えば一番ポイントが付くか?
  • 買いたい機種が型落ちになる等もう少し待てば安くならないか?
  • 気にならなければ展示現品等アウトレット品は売っていないか? などなど

調査の結果、〇〇電機に購入候補の展示現品が16万円で売っていました!〇〇電機は我が家が最もお世話になっているポイントカードの加盟店で、購入金額の1%(1,600p=1,600円相当)のポイントが付きます。更に我が家のメインのクレジットカードの特約店で、カード決済で購入金額の2%(3,200マイル)のショッピングマイルが付きます。展示現品といっても気になるキズはなく新品同様です。ここで購入決定!結果、見積って手当てした20万円が16万円で済んで4万円浮いたうえ、1,600円相当のポイントと3,200マイルをゲットできました!マイルの換金相場は1マイル=2円なので、ポイントカードのポイントと合わせ8,000円相当をゲットしたことになります。実質当初見積もりから4.8万円浮いた計算になります。新しい冷蔵庫が家にやってきました!とても静かだし容量も増えたので大満足です!ちなみに浮いた4万円とゲットしたマイルは夏に計画している北海道旅行に充てて、ゲットしたポイントは妻が欲しがっていた日用雑貨の購入に充てようと思います。なんか旅行が楽しみになってきました!

 

計画通りに欲しかった冷蔵庫が買えて、しかも使ってみたら思い描いた通りの冷蔵庫だったので、これだけで大満足なはずです。その上見積より実質5万円近く安く済ますことができて、浮いたお金を家族旅行に充てる計画にまで発展できました。

計画通り欲しかったものを買えばそれだけで満足を得ることができますが、例の通り使う前に安く済ますひと手間を加えることでその満足を+αすることができます。これも節約の基本だと私は考えています。
ここでいう節約とは「お金をもっと楽しく使うための準備」つまりお金を楽しく使うためのプロセスだと考えています。

まとめ

節約といっても、お金が貯まる家計にするための節約と、お金を楽しく使うプロセスとしての節約の二つがあるということを、長々と書きました。

つまり節約してお金が貯まってくると、お金を使うことに安心感が生まれて、だんだん使うことが楽しくなってくること。そしてお金を使う前にちょっとした手間加えることで、もっと満足を増すことができるプロセス。節約はこの二つを目指すことと考えています。

節約って後ろ向きなイメージを持つ方も多いと思いますが、このように捉えると結構前向きに考えられるんじゃないでしょうか?

無駄遣いをなくす「節約」と「お金を楽しく使う」はなんとなく目指す方向は一緒のような気がすると冒頭で書きましたが、とはいえ節約を実行・継続するためには結構なパワーを使います。ある程度の我慢や頑張りは、やっぱり必要です。
だからこそ、なんで節約するのか?節約してどうなりたいのか?という目的・ゴールイメージを明確にすることが重要だとお伝えしました。

貯蓄体質=安心してお金を楽しく使えるようになること

くどいようですが、節約は「お金を貯めるため」にするものではなく「お金が貯まる家計にするため」に行うべきだと考えています。
節約して、支出を収入以下に収める状態を継続できれば毎月必ず手元にお金が残ります。この「手元にお金が残る」感覚は、意外にお金を使う自由度が高まる気がしてお金に対する安心感が増します(ごめんなさい、全て私の感想です)。これが節約効果の第一歩です。

手元に残ったお金に手を付けなければ、しばらくするとそれなりの金額が自動で貯まっていくはずです。

こうしてお金に少しずつでも余裕ができてくると、安心してお金が使えるようになってきます。家計が貯蓄体質になることは、お金が貯まる家計にすると同時に安心してお金が使える家計にすることだと考えています。

経験上、お金を貯めようと節約しても結構辛く長続きしません。お金を貯める目標は貯蓄体質がある程度実現してからで遅くないと思います。

お金を楽しく使うためのプロセスとしての節約

買い物の計画をして資金を手当て出来たら、もうひと手間安く済ませられる方法を考えて実行してみてください。
この考え方は、ちょっと値の張る買い物をする際にやったら、より実感がわく節約の一種と考えています。節約というより、よりお金を楽しく使うひと手間(プロセス)といった方が良いかもしれません。

正直、お金を基準にすると削減できる金額はそれほどでもないと思います。でも、このひと手間を加えてお金を使うと、確実に満足が増します。お金を楽しく使うための大切なプロセスだと考えています。

まずは、お金に少し余裕を持たせることから

お金は貯めるまでもなく、わずかでも余裕があるだけで、安心して使えるようになります。お金を使う計画も、計画実行のための資金手当ても、余裕があれば行いやすくなり安心感が増します。安心してお金が使えれば、使う楽しさも増してきます。この好循環を手にすることが節約の目的と考えていますし、ブログのテーマ「お金を楽しく使う」につながると私は信じています。

一見夢のように思うかもしれませんが、ちょっとした工夫と効果的な節約で家計の状況が改善できれば誰でも可能です。いきなり貯蓄体質にするのは難しくても、まずはお金に少し余裕を持たせることから始めてみて、お金を使う安心感を実感してみてください。

 

長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
ブログを始めて間もないため、記事のネタはあっても文章がなかなかうまくまとまりません(お金がテーマなのでいい加減な記事書けませんし)。サイトのデザインや記事のスタイルも思った通りにいかず試行錯誤していて、記事更新に時間がかかってしまいました(涙)。
慣れてサクサク記事を更新できるまでにはもう少しかかるかもですが、とにかく頑張ります! 私の記事がちょっとでも皆さんの参考になればうれしいです!

また、下のバナーをポチっとしていただけたら、さらにうれしいです!
にほんブログ村 経営ブログ ファイナンシャルプランナーへ
にほんブログ村

ファイナンシャルプランニングランキング

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

FPに相談する

FPオフィスてれすこはネットと相談に特化した独立系ファイナンシャルプランナーです。メールでの相談は基本無料です!「ちょっとお金の相談をしてみたいな」とお考えの方は、お気軽にFPオフィスてれすこまでお問い合わせください!

FPオフィスてれすこの概要はこちら


FPに相談する