お金を楽しく使うって?

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こんにちは! FPオフィスてれすこ新宅です。

このブログ最初の記事は、ブログのタイトルになっている「お金を楽しく使う」についてです。

 

私は「お金を楽しく使うことができれば人生は豊かになる」とかなり真面目に考えていますが、そんなことをいきなり直球でお伝えしたところで「そんなの当たり前じゃん」「楽しく使ったらすぐお金なくなるでしょ?」「そもそも楽しく使えるほどお金ないし」という言葉がいっぱい返ってきそうに思います。

そこで「お金を楽しく使う」とはどういうことか、どうすれば「お金を楽しく使う」ことができるようになるのか、私なりの考えを書いてみようと思います。少しでもヒントにしてもらえると嬉しいです!

お金は使ってナンボです! (お金とは?)

旅行の計画をたてて楽しくお金を使いましょう!

「楽しく使う」の前にお金とは何かについて書いてみます。当たり前なことかもしれませんが、ここをしっかりおさえておくことが大切だと考えています。

お金(通貨とか貨幣と呼ばれます)とは、教科書的に言うと次の3つの機能があるといわれています。

  1. モノやサービスを取引・交換する際の決済手段
  2. モノやサービスの価値を測る尺度・計算単位
  3. 価値を貯蔵・保存する機能

こう書くとなんだか難しく感じますが、一言でいうとお金は「日常生活を円滑に行うためのツール(手段とか道具)」って感じでしょうか?さらに短くして「お金=ツール」でもいいかもしれません。

結局お金は「ツール」なので、使わなければ意味がありません。お金には貯めておく機能が付いていますが、これも将来手に入れたいモノやサービスへの手当てが目的であって貯蓄自体が目的になることはないと私は考えています。
“DIYしたいから工具を揃えたけど使わないなら意味ないじゃん” 極論するとそういうことです。工具をいっぱい揃えても、納屋に眠らせておいて使わなければ工具の価値は発揮されません。

ツール(道具)は目的を達成するための手段です。お金がツールであるのなら使わなければ価値を発揮しない、つまり「お金は使ってナンボ」が私のお金に対する基本的な考えです。

よく「お金に振り回される・縛られる」という表現を目にすることがありますが、これは「お金が自分の行動を決めてしまう」と言い換えることができます。「お金は使ってナンボ」と割り切れば、あとは自分がそれをどうやって使いこなすかだけなので「自分がお金をコントロールする=お金に振り回されない」が可能になると考えています。

「お金を楽しく使う」って
ことと
「お金を楽しく使う」には?

楽しくお金が使えれば家族みんなが笑顔になれます!

「お金は使ってナンボ」と割り切ることができれば、あとはお金をどうやって使いこなしていくかがポイントになります。どうせ使うのなら楽しく使いたいけど、ただ楽しく使い続けるのは無理な話です。それじゃどうすればいいの?を細かく簡単に書いてみようと思います。

「お金を楽しく使う」とはお金を使って満足を得ること

先に結論から書くと「お金を楽しく使う」とは、お金を「モノやサービスと交換するツール」としてだけでなく同時に「満足や達成感を得るツール」として考えれば、お金を楽しく使えるハズだ!という考え方です。

「欲しかったものが買えた」「念願の海外旅行に行けた」などなど、お金を使うことは結構楽しいものです。これはお金をモノやサービスと交換すると同時に満足や達成感を得ているからです。こうやって文章にするとなんだか仰々しいですが、皆さん必ずやっていることだと思います。

海外旅行とか高価な買い物は非日常の世界なので満足や達成感もひとしおだとは思いますが、日々の細かい買い物なんかでも小さいながら満足や達成感が得られれば、より充実した生活が送れるのではないかと考えています。

でもお金は無限にあるものではありません。使うばっかりでは早々にお金が無くなってしまいます。ギリギリの状態で楽しくお金が使えるハズがありません。なので、使う前にはいくつかのステップを踏まないと結局楽しく使えない、と私は考えています。

(ステップ1)満足を得るためにはまず計画(目的設定)から

お金を使うには、そのお金をどこからか調達してこなければなりません。お金を借りて使うという極端な方法もあるにはありますが、大抵の場合働いて得た収入から使うことになります。限られたお金をやりくりするには、当たり前のことかもしれませんが「何にどれだけ使うか」計画を立てなければなりません。

「計画」というとちょっと仰々しいので、目的とか目標と言い換えてもいいかもしれません。家族旅行とかは、計画を立てずにお金を使う人はほとんどいないと思うのでイメージは付きやすいですが、日々の支出となるとピンと来ない方も多いと思います。

例えば日々の食事を計画するとこんな感じでしょうか?

  • 家族揃って食事できるのはどれくらいありそうか(家食?外食?)
  • どこか食べに行きたい店はあるか
  • その季節の旬とか何か食べたいものはあるか
  • 普段はママが作るけどパパが作る日は何日くらい設定するか
  • 記念日などイベントがあれば食事はどれくらい豪勢にしようか
  • (最後に)今月の食費はどれくらいにするか

毎月の食費をある程度金額設定しているご家庭がほとんどだと思いますので、日々の食事の計画というと「食費をいかに抑えるか」に目が行きがちです。でもそれではなかなかお金を使って満足は得られません。食費を目標以下に抑えられたら達成感は得られるでしょうが、代わりに日々の食事が楽しくなくなる恐れがあります。

先ほど書いた通り、自分や家族の行動がお金の使い方を決めるのであって、お金が行動を決定するのではありません。あまり細かく計画しても達成できない恐れがあるのでざっくりでいいと思いますが「自分(家族)がどういう食事をしたいのか」にスポットを当てて計画すると、それだけで楽しく感じますし、計画が達成されたときの満足感は格別です。

もちろん使えるお金には限りがあります。最終的には手当できる金額との調整になり、場合によってはやりたいことができない可能性もあるかと思います。ただこの場合でも「我慢する・諦める」ではなく「出来るだけ実現可能な時まで延期する」計画にしておくのがポイントです。すぐ諦めてしまっては、せっかくの家族の食事が計画時点で楽しくなくなるかもしれないからです。楽しみは後にとっておく、くらいのちょっとユルめな計画でよいと思います。

以上食費を例にとりましたが、日々の支出の中にはあらかじめ支出の決まっているものや計画しづらいもの、あまり使うのが楽しくないもの(失礼ながら税金とか保険料とか)もあります。そういうものは、しょうがないので必要な金額だけ把握しておいて次のステップに進みましょう。
全ての項目について計画を立てる必要はありません。計画が何となく楽しそうな項目に絞って計画を立てる程度でよいと思います。

なお、計画を立てる時は家族全員で話し合うことを強くおススメします。というより「必ず家族全員で話し合ってください」レベルでおススメします。
家族が使うお金に関することなので、極力家族全員の意見を聞いてみんなで計画した方がより満足が大きくなるからです。お金を出す側でない人も使うことへの当事者意識が生まれますし、目的・目標を共有できれば一体感も高まって満足感・達成感も高まることが期待できます。

特にお子様がいらっしゃる家庭では、是非子供と一緒に計画を立ててみてください。「お金の使い方を考える・お金を使う計画を立てる」という、お金の教育にとって願ってもない生きた教材となるはずです。

ちなみに我が家では食事については毎月、レジャーについては年明けに年間の計画を立てています。結構好き勝手に言い合うのでそれだけでも楽しいですし、意外な意見が聞けたりとても有意義です。
子供はまだ小学校低学年ですが、4年生になったらまずレジャーの計画を立てさせようかと考えています。「自分で立てた計画が達成できた満足感」「目標達成のためにいくら必要か自分で調べて予算を立てる」を早めに経験させたいと目論んでいます。

(ステップ2)計画に基づいてお金を手当する

計画を立てたら、その計画を実行するための資金を手当てします。
ほとんどの方が会社勤めと思いますので、毎月の収入はほぼ一定です。この収入から順次支出を割り当てることになります。皆さんが良くやられる「予算決め」のことですが、当然のことながらあまり楽しい作業ではありません。
でも、このステップを避けてお金を楽しく使うことは絶対できないので(正確に言うと一時は楽しく使えても必ず行き詰ります)何が何でも頑張りましょう!

まず毎月の支出の中には、あらかじめ金額が決まっているものが結構あります。家賃などの住宅費や保険料、車をお持ちの方は車両費などのことで「固定費」と呼ばれています。固定費の中には支出しても満足につながらないものもありますが、支払が決まっているので残念ながら最優先で手当てしなければなりません。

話はそれますが、固定費の手当てが済んだら残るお金が意外に少ないと感じる方も多いと思います。詳しくは別の機会に書こうと思いますが、固定費が全体支出の半分(50%)を超えるようだと何かしらの対策が必要になってきます。私の経験上40%くらいまで抑えられるのがベストだと考えています。
あらかじめ金額が決まっている固定費は支払いにあまり意識が向かないので「楽しく使う」なんて微塵も思わずダラダラ払うものも多くなる傾向があります。

次に固定費を割り当てた残額を振り分けます。振り分ける順番は・・

  1. ステップ1で計画はしていないけど想定される費用
  2. 予備費
  3. ステップ1で計画した費用

がおススメです。1.は可能な限り余裕をもって想定しておいた方が安心です。2.は想定外の出費に備える手当てです。わずかでも手当てしておくと安心です。3.は最後のお楽しみ、という意味ではなく予算オーバーした時の調整がしやすいために最後にしています。

残念ながら予算オーバーした場合は、計画のグレードダウン(満足が損なわれない範囲で)か計画の先延ばしで対応するしかありません。くれぐれも楽しみを我慢したり諦めたり、満足を犠牲にしないよう「楽しみは後にとっておく」感じで行ってください。

以上がステップ2の工程ですが、本当は固定費の手当てをする前に「貯蓄額を設定」するのがベストです。
毎月必ず支出が収入より少なければ(収入>支出)黙ってたってお金は貯まります。でも積立で強制的にお金を移動するならまだしも、そこにあるお金を使わないなんて結構パワーが必要なことです。

そこで表面的な効果でしかありませんが、最初に毎月の貯蓄額を設定したうえで支出の手当てをするのがベストです。

これを式で表すと・・

(正解) 収入-貯蓄=支出
(誤り) 収入-支出=貯蓄

(誤り)とは言いすぎですが、この考え方だとなかなかお金は貯まりません。
現状収支がギリギリの方や赤字の方にこの論理をブチまけたところで、すぐに対応するのは無理なはずです。でもこの考え方を頭に入れておけば、収支が改善できたらすぐに確実にお金が貯まる体質になれます!

なんか話がそれまくりで恐縮ですが、お金の手当て=予算決めは楽しい作業ではありません。でもこれを避けては絶対楽しくお金は使えません。慣れてくれば家計の収支状況が把握しやすくなり、サクッと作業ができるようになります(楽しくはならないと思いますが)。是非習慣にしてほしいと思います。

(ステップ3)計画をなるべく少ないお金で達成できるよう工夫する

計画を立ててお金の手当てもできました。後は安心して使えば計画も達成できて満足は得られるのでしょうが、なんかそれだけじゃ物足りない気がしませんか? そこで、もう1ステップ手間をかけるとお金を使うのがより楽しくなると考えています。

その手間とは「想定より少ない金額で計画を達成するように工夫してみる」ことです。悪い癖でつい小難しく言ってしまい申し訳ありませんが、これは簡単に言うと「節約」のことだと思ってください。

同じ満足が得られるのなら、投入するお金は少なければ少ないほど手元にお金が残る分満足(達成感)は増大します。私はこれを節約と考えています(機会があれば節約についてもう少し掘り下げてみたいと思います)。

節約は皆さん一度はやられていると思いますが、一応具体例を挙げると・・・

〇 買いたい商品が一番安く売っている店や時期をリサーチする
〇 狙っていた商品と同じグレードだけど値段の安い他社製品はないかリサーチする
〇 貯めたポイントを上手に使って買い物をする
〇 既製品ではなく手作りしてみる
×  買いたい商品のグレードを下げて安く済ます
×  計画していたことを我慢する・諦める

最後の二つは、お金は手元に残りますが満足を犠牲にしている時点で節約とは言いません。何より楽しくないですし。繰り返しになりますが「グレードを落とさずにできるだけ安く」がポイントです。

なお、節約をステップ1(計画)時点で想定するのはNGです。それでは節約がノルマになってしまい全然楽しくなくなります。節約はお金を使う直前に検討するのが大事なポイントです。

お金を楽しく使うステップがうまく回り始めると

ちゃぶ台ひっくり返すようですが、お金を楽しく使うステップを利用できるのは支出全体のごく一部です。当たり前ですが支出の中には使うのが楽しいかどうかよくわからないものや、どう考えても楽しくないものもあります。毎月使う額が決まっていて計画の立てようがないものもありますし、いくら使うのか予定するのが難しいものもあります。そんなものまでイチイチ使う計画を立てても何も楽しくありません。

ということは、いくらステップ踏んで楽しくお金を使えても全体の支出に比べ割合が低いので、家計に与える良いインパクトは思いのほか小さいと思います。

それでは何故お金を楽しく使うステップ1~3をおススメするのかというと、このちょっと面倒なステップを習慣化することで確実に「お金を使うことに対する意識が高まる」からです。意識が高まれば、漫然とお金を使わなくなり無駄遣いもしなくなってきます。実はこれが本当の「お金を楽しく使う」ことだと私は考えています。

まとめ

お金を楽しく使えば人生が潤います!

お金を楽しく使えるようになれば自然と貯蓄体質が身につきます

お金を楽しく使えるようになるには、使えるお金の裏付け、つまりある程度の余裕が必要だと考えるようになり貯蓄への強い動機が生まれます。
給料は自分の力でどうにかなるものではないので、一定の収入をやりくりして貯蓄を増やそうとします。やりくりのために支出の計画を立てて、心が折れないように(楽しみながら)節約して貯蓄額を捻出します。
貯蓄が増えれば安心してお金が使えるようになるので、よりお金を使うのが楽しくなります。
お金を楽しく使えるようになるといろんな欲が湧いてきて、使いたいモノやコトが増えていきます。
そうしたらもっと安心してお金が使えるように、計画を立てながら更に貯蓄への強い動機が生まれます。
目の前にあるいろんな欲がある程度満たされると、ちょっと将来のことを考えたりし始めます。貯蓄もある程度まで膨らむと、その資金を殖やそうと考え始めます。

お金を使うことと稼ぐこと・貯めること(増やすこと)は必ずリンクします。どれか一つでも欠けたらお金はうまく回りません。「お金を楽しく使う」ことは、使うだけでなく稼ぐ・貯める(増やす)が上手にリンクしながらお金がグルグル回っている状態だと考えています。

「世の中のお金が十分に回るようになれば景気が良くなる」と聞いたことはありませんか? つまり「お金を楽しく使う」ことは、自分周りの景気が良い状態を続けることとこじつけることができます。

お金を楽しく使えれば自然とお金が貯まる、とまでは言いませんが確実に貯蓄体質にはなるはずです。

お金を楽しく使えれば、お金に振り回されることなく人生が豊かになるハズです!

最初にお金はツールであり使ってナンボである。ツールを使ってほしいものと交換する時に同時に満足を得ることが、お金を楽しく使うことだと書きました。
お金を楽しく使えるようになれば、お金を使うことに対する意識が高くなり、無駄遣いが無くなるとも書きました。
お金を楽しく使うためには、計画を立てて実行資金を手当てして調査してから使う、というステップが必要だとも書きました。

これらは、私の経験を基にした考え方なので皆さんにそっくりそのまま当てはまるかどうかは微妙かもしれませんが、お金がツールである以上、ツールを使う自分自身がしっかりしていないと上手に使いこなせない、上手に使いこなせないとツールに自分が使われてしまう(=お金に振り回される)、ってことになってしまうのは確かです。

前に書いた通り、お金を楽しく使うことでお金の悩みは少なくなると思います。そうすれば豊かな人生が送れそうだとは思いませんか?私はそう信じています。

長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
この記事で書いた考え方をベースにしてお金に関する私の考えや最新の情報を配信していきたいと思います。ちょっとでも参考にしていただけたらうれしいです!

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